オープン or クローズ? 鼻整形の切開、アプローチ!
よく鼻オペー説明の時に
『クローズ法なので傷口も見えないですよ』と話ております。
この時のクローズ法っていうのは鼻整形時の切開法の一つなんです。
まずはクローズ法!
言葉通りに閉じままの状態での手術を意味します。
閉じた?何を?
その答えは下のオープン法の絵を見ればわかりますね。
クローズ法には
鼻翼軟骨下切開 (infracartilaginous incision: IF incision)
鼻翼軟骨間切開 (intercartilaginous incision: IC incision)
鼻孔縁切開 (rim incison) などがあります。
メリットは何と言っても傷口がいずれも鼻の内側目立たないって事ですね。
デーメリットはやはり視野は狭くて手術内容によっては難易度が上がってしまう事です。
オープン法とは
鼻翼軟骨下ー経鼻柱切開 (infracartilaginous-transcolumellar incsion)
ご覧の通り、バッカと開けてやる方法です。
メリットはあるがままの状態で組織を見る事ができる点!
デーメリットは鼻柱に傷が目立つ可能性があるとの事、腫れが強くなる可能性があるとの事などです。
どれが適切なのか、しっかり適応を考慮して
患者様と相談の上で決めております。